木瓜のぽんより備忘録

アラフィフ主婦の備忘録。旅行・健康・お金など気になる事をメモ。

ノーベル賞:組織で力 伸ばす人

毎朝録画して見ている経済ニュース
モーニングサテライトで
【池上彰×ノーベル賞受賞者】
というインタビューを放送していました。

【組織の中で力を伸ばすには?】
【よいアイデアの出し方は?】
など、研究職ではない人でも
心に留めておきたい内容でした。

一部の紹介と、
それに関して思い出した事などを綴ります。

参考にした番組
モーニングサテライト1/27放送分

詳細をご覧になりたい方は、
【テレビ東京ビジネスオンデマンド】でどうぞ

ノーベル賞受賞者にインタビュー

モーニングサテライトで
ジャーナリストの池上彰さんが
ノーベル賞受賞者に特別インタビュー
したVTRが放送されました。

モーニングサテライトに
池上さんが出演しているところは
今まで(わたしは)見たことがないので
特別コーナーだったと思います。

吉野彰さんと田中耕一さん

今回のインタビューに答えてくれたのは
吉野彰さんと田中耕一さんです。

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吉野彰さん

2019年、ノーベル化学賞を受賞

携帯電話やパソコンに用いられる
リチウムイオン電池の開発者のひとり
受賞時71歳。

旭化成名誉フェロー

田中耕一さん

2002年、ノーベル化学賞を受賞

タンパク質の分析技術開発で
ノーベル賞を受賞したのは43歳の時。

今は、血液一滴で病気を早期発見できる
技術の実用化を目指している。

島津製作所シニアフェロー

この2人の共通点は?

日本出身のノーベル賞受賞者は
他にもたくさんいらっしゃいますが
この2人に共通している点があります。

それは民間企業に在籍している研究者
ということです。

2002年に田中さんが受賞した時には
【サラリーマンがノーベル賞を受賞!】と
報道されていた記憶があります。

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企業内研究者は約6割

【研究者】というと
大学の研究室にいらっしゃるイメージですが
日本にいる研究者87万4821人のうち
6割近くは、企業に在籍しながら
働く研究者なんだそうです。

**********
2018年度のデータ
研究者:87万4821人
企業:57.7%
大学:37.9%
公的機関:3.5%
非営利団体:0.9%
**********

お2人は、ご自身がノーベル賞を受賞したことで
【産業界で働く研究者の励みになると思う】
と語っていました。

組織の中で力を伸ばすには?

企業の中での研究というと
自分の好きなテーマの研究ではなく
会社の意向に沿った研究が中心になりそうです。

そういった環境の中で
力を伸ばしていくにはどうしたら?

思ってた方向とは違う研究

田中さんの場合は
東北大学工学部の出身なので
入社したら、そっち方面の研究をするんだろうと
思っていたそうです。

しかし工学系は
既に他の優秀な人が研究していた。

じゃあ、化学の実験はたまたま
担当する人がいなかったので
そちらを始めたら
⇒化学実験面白い!と思って今に至るそうです。

その結果、ノーベル賞をとるほど
成長するなんてすごいですね。

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専門分野だけじゃない能力に気付く

田中さんは、会社に入ってから
研究ひとすじって訳ではなく
営業に回ったり、工場で組立をしたり
いろんな経験をしたそうです。

新入社員の時に、自社の業務を
ひと通り経験する会社もありますものね。

田中さん曰く
そういう機会によって
実際に自分を生かせる道はなんなのか
専門だけじゃなく、こちらにも能力あるんじゃないか?
そういうことに気付けるチャンスが
(大学での研究と比べて)
少なくとも多いのは、企業の方だと思います。
とおっしゃってました。

**********

自分が好きなことと得意なことは
一致しない時もありますからね。

高校卒業時に選んだ進路・学部が
自分の能力を一番生かせる分野なのか?
と問われたときに
自信をもってYesと言える人は少ないかも。

卓越したアイデアを出すコツは?

2人が確立した理論や技術は
生活する上で欠かせないものです。

すごいアイデアを思いつくには
寝ても覚めても研究の事を考えてるのかしら?

答えは2人ともNoです。

研究から離れる時間を設けて充電

吉野さんは、基本的に
家に仕事は持ち帰らないし
家では仕事の話はしないそうです。

土日は頭を空っぽにして
研究から離れるんだとか。

池上さんが
「だから奥さんや娘さんが
パパは家でずっとゴロゴロしてる。
とおっしゃってたんですか?」
と聞くと

「あれはゴロゴロじゃなくて充電してるの」
と笑っていました。

吉野さん、笑顔が可愛いですよね。
(^v^)

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突拍子もないアイデアは別世界から

田中さんも
研究から離れることをあげていました。

特に大学では、
研究室にずっと籠って徹夜して、となりがち。
もちろん深掘りして集中を続けるのも
ひとつの手だけれども

一旦研究室から離れて
別の世界に触れることで
突拍子もないアイデアを拾える機会も多くなる。
とおっしゃいました。

若手研究者にメッセージ

組織の中で力を伸ばしていくために
若手研究者へ伝えたいことを聞きました。

プレゼン力を高める努力を

田中さんは
プレゼンテーション能力や
コミュニケーション能力を
高める努力をするように言ってました。

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わたしが思うに
コミュニケーション能力って
みんなとワイワイ仲良くって意味ではなく
自分の考えを、他人に伝える力。
ではないかと。

理系だからこそ
今まで誰も知らなかった
新しい物事を他人に伝える必要があります。

論文の提出や学会での発表も
たくさんあるから
英語の勉強もかかせませんね。

35歳の自分に対して投資を

吉野さんは
35歳をひとつの目標にして
その間に、しっかり力を溜めなさい。
と話していました。

歴代のノーベル賞受賞者に
【あなたの研究は何歳から始めましたか?】
と聞いたデータがあるそうです。

その回答は、だいたい35歳前後。
吉野さん自身も
リチウムイオン電池の研究をスタートしたのは
33歳の時だったそうです。

吉野さん曰く
学校を卒業後(研究者はほぼ大学院卒)
10年間に、しっかり力を溜めて
35歳になったら一気に爆発させましょう。
それが多分、理想の姿だと思う。

今の若い人には
35歳の自分に対して投資をしなさい。
そう話すと
今、自分がやっておくべき事は
おのずと見えてくる。

とおっしゃってました。

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3つの【ちゃ】

お二人とも、元々の能力だけでなくて
心構えが素晴らしいんだろうな~と
思いながらインタビューを聞きました。

なんとなく思い出したのが
長男の大学の入学式の時の
学長さんのお話です。

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学長さんは
大学生活で大事な
3つの【ちゃ】があります。
とおっしゃいました。

3つの【ちゃ】は以下の3つ

・Chance:機会
・Challenge:挑戦
・Change:変化

3つの【cha】ですね。

もう8年前になるので
具体的な話は
すっごくうろ覚えです(´・ω・`)

Chance:機会

学長さんが冒頭に発した言葉は

*****
え~1年前、
この大学を第一志望にしていた人は
この中にはいないと思います。
*****

会場の新入生も保護者も
爆笑の渦に包まれました。

ええ、1年前はまだ夢みてて
もう1段階、2段階上の
大学を目指していましたね~。

学長さんの言葉で不快になる人は皆無で
和やかな雰囲気でした。

その後は
空に浮かぶ雲を追うのもいいけど
たまたま足元に転がってきた石を
拾って大事に磨くことで
開ける道もあるものだ。

第一志望の大学じゃないかもしれないけど
この大学に入った機会を無駄にせず
出来る事を頑張っていこう、
そんな話だったと思います。

Challenge:挑戦

何でも実行してみよう、という話でした。
頭で想像したり、本で読んだり、
PCで調べるだけで
理解したような気になっちゃうけど
自分で実験するのが大切、と。

実行して失敗したとしても
それも糧になるから大丈夫。と

Change:変化

変化は何だったかしら?
(-ω-;)
人生何が起きるかわからないから
変化には備えておけ、だったか
臨機応変に対応しろ、だったかな?

ごめんなさい、記憶が… 
ちゃんとメモしておけばよかったな。

何事もご縁だと思えるように

大学の入学式での話ですから
長男の心に残っているといいんですけど。

3つの【ちゃ】の
特にチャンスの話は、
わたしの心に深く刻まれて

思い通りにならない時でも
何事もご縁だな。と
思えるようになりました。 

そういえば
【置かれた場所で咲きなさい】
という本もありましたね。

ちなみに
3つの【ちゃ】と聞いて
わたしが最初に考えたことは

え~(´・ω・`)
結婚式で聞く【3つの袋】みたいな感じ?
【ちゃ】ですか?
緑茶、紅茶、ウーロン茶かな?

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おわりに

吉野彰さんも田中耕一さんも
ノーベル賞を受賞するような
すごい人なのに
穏やかで優しそうな人たちでした。

転がってきた機会を無駄にせず
立派過ぎる成果をあげた田中さんは
次もすごい研究をしているようなので
もしかしたら
2回目のノーベル賞を獲っちゃうかも?
なんて思いました。

研究職に限らず、若い方たちは
【35歳を目標に力を溜める】を
意識してみてはいかがでしょうか?

大きな木を育てるためには
枝葉ばかり気にせずに
地面にしっかり根を張って
幹を支える基盤を作ることが大事ですものね。

若くないわたしでも
10年の間、力を溜めたら
何か出来るようになるかも?

そう考えると、未来は楽しいですね。

それではまた(^▽^)/

 

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